後輩に見返りを求められて その4 完結
カウンター越しに眺めていると
谷がキッチンへと侵入してくる
果帆は急な侵入に一瞬驚いたが、谷とわかると、笑顔を向ける。
シンク越しに座って眺めている俺を見つけ
戸惑いを表し、ハの字眉になる。
果帆の両肩に谷の両手が乗せられ
わずかに「ひゃっ」と嬌声をあげる
谷は後ろから髪の毛に顔を埋め、ボソボソと果帆に呟いている
果帆は俺の目が気になってしまう様子
俺は鼓動が急激に速まり、身動きを取れない。
果帆の二の腕を谷の手が這う
二の腕にフィットした8分袖のマキシワンピの上から上腕の最も柔らかい部分を揉んでいるのもわかる。
おっぱいフェチの谷がおっぱいを攻め始めるのは時間の問題だった。
更に吐き気を催す、、止めなくてはならない、しかし想像が先走り、愚息はみるみる勃起していく
身体のラインが浮き出た服なので
ウエストラインに谷の両手が移動したのを確認出来た。
「やっぱり、痩せた痩せた」
果帆は洗い物する手を止めずに
「でっしょ〜」
と喜んで鍋を擦っているものの、相変わらず俺の目線が気になってしまう様子で
何度か目が合う。
谷の手がウエストからじわじわと上がっていく
俺も鼓動が大きくなり、喉が心臓そのものになってしまったかのような息苦しさだった。
そして這い上がった谷の手のひらが
がっしりと胸を鷲掴みした瞬間、果帆の表情からも笑顔が無くなり
大きく口を開け、息を吐き出している。
谷は力強く揉み続け、
硬くなったであろう、自分のモノを果帆の臀部に押し付けながら
全身を上下動している。
顔も果帆の肩と髪に埋もれさせ、悦に浸っている。
果帆も蛇口を閉め洗い物を中断、何度かこちらを見る。
少し涙目に見えた。
谷の手のひらによって自由に形を歪められながら、揉まれ続けている胸
その場の空気に身を任せようとする妻
声だけは我慢しているようだ。
俺はすっかり肩で息をしていた。
とにかく胸が苦しい。
激しい勃起も伴ってはいるが、
ワンピの襟元の幾つかのボタンも外され、そこから手を入れられたところで
果帆は俺の方を見ていられなくなり、
「はぁぁぁぁんん」
と大きく息を吐き出しながら俯いてしまう
谷は散々生での感触を堪能したあと
「ブラジャーとろー」
と愛撫に邪魔なブラを
背中のホックを外して
片方の肩から抜き取ってしまった。
果帆は大きく開いた襟元を片手で隠しているが、
胸の大部分は露わになっている。
谷はマジックの様に
片手で抜き取ったブラジャーを観察した後
「ほらっ」と言って
俺のダイニングテーブルに投げてきた。
E70
と記載されたタグが付いていた
アンダーバストもトップもサイズダウンしたことは決定的だった。
慎ちゃんとの一件以来、何度か抱くこともあったし
妻に女としての興味を失っている訳ではないが
ただ谷より先に気付いてあげられなかった事を恥じた。
2人を見る
果帆は洗い物をしていた両手を、頭上の戸棚に付かされ
両脇と両胸を俺に晒して、揉まれ続けている。
鷲掴みしたり、すくい上げたり、乳輪に指先で円を描くように撫で回したり
谷の攻めは心底おっぱいを愛でる攻めだ
よく飽きもせず、乳房と乳首に時間を掛けている。
果帆はすっかり感じ切っている様子だった。
俺も痛いほど勃起していた、吐き気にも耐えていたが
谷の片手が下半身へ伸び、キスもされそうになったところで
俺はギブアップした。
色んな意味での後輩への降参でもあった。
ここまでくれば最後までイケると思っていたであろう谷は、
素っ頓狂な声を出し、戸惑っていた。
また今度な
と
言った時は、
薬の効果で硬化maxになった自分のモノを露出し
果帆に握らせようとするので
本気で謝ってやめて貰った。
渋々引き下がった谷は
やたらと次の約束のアポイントを取ろうとしていたが
こっちから機を見て連絡するかもしれないし、
しないかもしれないと、正直に伝えると
谷「どうせ、この後、2人で盛り上がるんだろ?」
と
タチの悪い輩のように巻き舌で果帆に食ってかかってきた。
目が怖かったので、谷も相当感情的になっていた。
俺が止めたが、果帆は何も言わなかった。
怯えているというよりも、痴態の余韻というか、その興奮を抑えている様子でしたがね
そのうち
震災が有り
谷も俺たちもお互いにバタバタで本当に機を逸するのと
我が夫妻は
ベビも授かり、NTRの世界とは疎遠化するのでした。
めでたしめでたし
、、、と都合良くこの世界とお別れさせては貰えませんでした。
次のエピソードへ続きます。