許してしまう妻を許してしまう夫 その3
翌朝目覚めた時は、部屋で妻と2人うつ伏せ寝していたのですが
どのようにこの寝室へ辿り着いたのか記憶の「き」の字も有りません。
寝息を立てる妻を残し
水を求めて薄暗いキッチンへ向かうと
既にユカさんが起きて洗い物をしておりました。
俺「おはよ、」
ユカ「わびっくりした、おはよ」
俺「ごめんね、夕べの洗い物、俺担当なのに、やるよ」
ユカ「あ、こっちは大丈夫だよ、あ、じゃぁ広間の食器回収お願いできるかな?」
・・・ソファで眠るコウタさん、タクジ、ルミコ。
空き瓶が並んでいる、アルコール度数の高い酒瓶も空になっている。
俺はそれらを回収しながら、脇腹を露出したまま眠るルミコの格好を見て笑う。
俺「ルミちゃんすごいことなってる(笑)、あれからすごい飲んだんだね、何時まで?」
ユカ「んーついさっきまで?私も2時くらいには寝ちゃったからわからないけど」
俺「えー!どーりでみんな爆睡、果帆も起きる気配無かったし」
ユカ「あー果帆ちゃんは・・・ちょっとはっちゃけちゃったからなぁ(笑)」
少し詳しく教えて貰ったが
男性陣2人をほぼ潰しかけ、「皆で鹿を見に行こう!」と外へ出ようとしたのでさすがに止めたとの事
悪酔い、酒癖悪い烙印を押されてしまった事は確定的です。
やがて子供達が起きて来て、親達を起こしますが、それぞれ二度寝を求めて寝室へ引っ込んでしまったので
私とユカさんで皆の朝食を済ませます。
その後、子供達を連れた外遊びから戻った頃、ようやく親達も起き始めました。
最も寝坊したのは果帆でした。
振り返るとこの頃から働き者のユカさんと自堕落な我が妻を比較してしまいました。
俺は少し不機嫌になってしまい、皆の前で妻に対する不満を口にして、空気を乱してしまいます。
すぐに反省しましたが、ぎくしゃくとした雰囲気は夫婦間に残りました。
それが午後の行動に表れたのか分かりませんが、
- 川で釣りチーム・・・果帆、コウタ、タクジ子供
- コートで軽運動・・・俺、タクジ、ルミコ、俺子供、コウタ子供
俺は昨日から
男とやりとりしている果帆を監視、いや鑑賞といった方が正しいかもしれない
いわゆる覗き行為で得られる興奮が楽しくなり、むしろ積極的にそういう状況を作り出したいと思っていた。
出来れば果帆とタクジは一緒に行動させたかったのだが、そこまで望んだ通りにはならなかった。
ユカさんはコテージ内家事をしたいとの事で不参加でした。
果帆は釣りよりも塩焼き目当てといったところでしょうか。
俺達は鬼ごっこに始まり、ソフトテニスやバドミントンに興じておりましたが
そろそろネタも尽きて来た為、俺は次の策を案じパターゴルフのセットを取りに行く事にしました。
コテージ内の物置きを捜索中の事でした。
突然ユカさんが後ろから急接近して来たのです。
俺は奥に置かれたゴルフバックを引き出す為に
しゃがんで手前に置かれた荷物を整理していたのですが
ユカ「腰凝ってない?」
俺「え?」
ユカ「今、腰痛くない?、前凝ってたから、凄く」
ユカさんは冬の雪掻きでマッサージしてくれた時の事言ってるんだ。
更に後ろから、しゃがんだ状態で寸足らずになった俺のポロシャツの裾を下ろしてくれます。
もしかしたら下着パンツのゴム部分も汗だくな腰も露出していて間抜けに見えたのかもしれません。
俺「あーどうかな、どうっすか?」
コテージ内には一時的に2人っきり、更に物置きという密室
背後から漂ってくるユカさんの微かな香りにも刺激され
鈍感な俺にも分かりやすい淫猥シチュエーションに唾を飲み込む。
・・・もしかして誘われてる?
頭の中は既に理性を失ない掛けておりました。
「フリカエレバ、キスデキソウ」
「フリカエレバ、キスイケル」
「フリカエッテ、キスシタイ」
俺は荷物を整理する手を止め、背後のユカさんに悟られないように唇をゆっくり湿らせた。
ユカ「せっかく仲直りしたのに、駄目だよ〜」
俺「あー・・・まぁ・・・そうだね」
先程俺が果帆に投げた言葉がキツかったから心配してくれたのか。
俺は後ろを振り返る
俺「ユカさんさ、どこまで聞いてる?あいつから」
ユカ「んふ、俺さんに言ってた事と一緒と思うよ」
俺「一緒じゃなかったらどーしよっか?(笑)」
ユカ「・・・男の子に送って貰っちゃったって」
俺「そっか、一緒だ」
ユカ「外で飲ませるの注意だよ」
俺「え?」
ユカ「仕事でも、飲ませるのは、果帆ちゃんは・・・」
そう言って何故か俺の手を取るユカさん、明らかにいつもと違うユカさんだと気付いた。
吸い寄せられるようにユカさんと俺は唇を重ねていた。
友人の妻と知りながらの罪悪感は性欲で吹き飛んだ訳ではなく
現在進行形のキスを実感しながら、後悔も同時進行で実感している感じ。
意外にユカさんが積極的に舌を絡めてくるので、圧倒されまいと応え
しゃがんだ状態の姿勢に窮屈さを感じて、ユカさんを支えながら立ち上がったら
急激な立ち眩みに襲われた。
俺は転びそうになるのを堪えてよろけたので、滑稽なダンスステップを踏んでしまった。
ユカさんには「だっ、大丈夫?」と心配されたが
それが笑いを誘発して、急激な性的興奮は落ち着いた気がする。
しかし落ち着いて体勢を整えると2度目のキスをした。
途中でTシャツの裾をたくし上げつつ、ブラを掴もうとしたら
腕を掴まれ「だーめっ!」と拒まれた。
俺「ん?」
ユカ「果帆ちゃんのが大きいよ」
俺「・・・大きさじゃないし」
ユカ「・・・がっかりしないでね」
そういうところ可愛いなぁ、なんて思いながらごそごそと漁っていると
こんもりとした膨らみとコーヒー豆くらいの乳首に辿り着いた。
フェザータッチを意識して触れたり弾いたり、声を我慢する顔を見て
「こんな顔して喘ぐんだぁ」
としばらく楽しませて貰ったら、また腕を止められる。
ユカ「そろそろ戻らなくってイイの?」
俺「あ!そうだった」
パターとボールを持って皆の所へ戻らないといけない。
すると乱れた服装を直すユカさんが衝撃的な事を呟いた。
ユカ「秘密にしないでイイよ」
俺「へ!?」
ユカ「昨日ね、果帆ちゃんとウチの人・・・キスしたの」
・・・
近くに居る無邪気なキッズ達の笑い声も遠く聞こえる。
楽しくパター遊びをして過ごすはずだった。
しかしユカさんの言霊によって風穴を開けられたまま
「私もされたし・・・タクジさんとも、というかみんなと、キス魔ってやつ?」
「俺さんとキス出来て嬉しかった、悔しくなくなったし、少し落ち着いた。」
いやいや、ユカさん、俺も嬉しいけど色々と困惑も隠せないよ。
とりあえず今は子供と遊ぶ事に没頭して、いつか詳細聞かせて貰おう。
子供と楽しそうに遊ぶ、タクジ、ルミコ。
君たちも果帆とキスしたんだな・・・
でも・・・どんな状況で?どんなキスだったんだ?
結局遊びに没頭する事は叶わなかった。
つづく
スマホ用だけど電車内では出来ませんwクリムゾンセクシャルコロシアム
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