飲み会に行く妻 序章
このお話の序章として
谷が離婚しました。
離婚理由、原因は谷の度重なる浮気。
バツイチになってからの彼は
積極的に飲み会を主催し
出会いを求めていました。
その内たまたま呼ばれた
一つの飲み会で
俺は由衣と出会ってしまった訳ですが
その後、偶然も重なり
由衣と惹かれ合い
特に妻の出産後には浮気を繰り返してしまいました。
妻には
全ての証拠を隠していたつもりで居ても
携帯メールの単語変換予測機能により
隠れてやりとりしている事が白日の下に晒され
疑いを持った女の勘の鋭さにただただ感服しました。
それでも
その時点で
由衣と俺が
深い男女の関係になっていることは隠せていたのですが
由衣とはお互いの為にも距離を置くことにしました。
しかしながら
一度燃え上がってしまった恋の炎を消すことは簡単では無く
妻の疑いが喉元過ぎた頃、 予定を合わせて再会
日帰り旅行へ行きました。
育児に追われる果帆に対し罪悪感を感じていましたが
由衣を愛してしまっていたことも事実でした。
既に由衣には彼氏も出来て、プロポーズもされたようでしたが
俺と同じ気持ちでいてくれた。
自分で言うのもなんですが、由衣からの方がむしろ食い付きが良くて
実現した逃避行旅行でした。
このような書き方をすると、由衣ってただの
ヤリマンと誤解されるので弁護すると、
押しに弱く拒めない女の時の金融との一件から
男関係をガラッと清算して変わりましたし、様々な努力もしてました。
旅行中のエッチは彼の話を聞かされ、
俺は更に金融の話もぶり返したりして
心地良い嫉妬で
何度も絶頂を味わい、寝取られの興奮に酔っていました。
彼氏以外では
谷が由衣を狙っているのは知っていましたが
最近頻繁に誘われるようになったという事でした。
一対一の誘い出しを牽制していると
次は頻繁に合コンのセッティング要求が激しくなったので
どうするかも相談されました。
結局、小規模の飲み会をしてあげたみたいでした。
説明の際
由衣が余りに
歳上の谷に対して全く敬意を忘れた様な
物言いをするので
呼び捨てするのは何故か?と尋ねると
「あいつはいーの!・・・たまにキモイし、いっつもチャラいし」
「・・・それよりね、谷に俺さんの奥さんのこと聞いたよ」
「言動とか、それあたしじゃんって思った!」
「俺さんの言ってることまんまで笑っちゃう」
と目を輝かせなくてもいいのに
以前から
如何に由衣と果帆は性格上似ている所が有るのか、
由衣は果帆の話を興味深く掘り下げて質問してくるので
明け透けに答えていました。
それだけでなく由衣は第3者である谷にもインタビューして、その事実を確認していたようでした。
由衣「あぁ、一度俺さんの横綱に会ってみたいw」
俺「何も無ければね、、、2人共、四文字熟語で言ったら「天真爛漫」だし、
全く人見知りしないし、絶対仲良くなっちゃうと思うけど・・・由衣の名前、バレちゃってるんだわ 」
俺「それより、、俺の横綱は由衣だよ」
と囁くと(我ながら馬鹿っぽい会話なのは承知してます)
決して万人受けする美形では無いが、嬉しそうな表情が壮絶に可愛い。
加えて
何故由衣と身体の相性が良く、充実感に満ちたsexが出来るのかと言うと
元々お互いが自分のモノにならないという悟りが有る。
常に別れを意識して刹那的にsexしている。
由衣も嫉妬したがるし、俺も嫉妬によって燃えたい。
と自己分析してます。
その証拠に由衣は自分を盛り上げる為、身体を合わせながら聞きにくいであろう事も突っ込んでくる。
由衣「ねぇ俺さん、どっちのおっぱいがおっきい?奥さん?」
俺「大きさはあいつだけど、アンダーは由衣のが細いよ」
敢えて馬鹿正直に応えておく
ウエストを持って正常位で突いていると、
由衣「俺さん、俺さん、胸揉んで、もっと胸、おっきくしたいからっ」
反撃も受ける
由衣「もっと掴んでっ、じゃないと、他のヒトに大きくしてもらっちゃ・・」
頭に血が登り語尾まで喋らせず、一気に突く、突く。
普段からの「エセフェミニスト」キャラと
嫉妬sex時に顔を出す「オラオラ系」キャラとの落差が癖になると言っていたので
由衣からも挑発してくるのは常だった。
2人の本来持っているNTR気質、寝取り、寝取られの配分が絶妙なのかもしれない。
この不倫旅行で会う事を最後にしようと口約束して、
お互いに合意してましたが
旅の終わりには、そんな約束も媚薬にしかならず、
「絶対にアリバイ的に大丈夫な場合、都合合わせてまた会いたい」と言われたら
意志薄弱な俺に断るという選択肢は有りませんでした。
という訳で
この「飲み会に行く妻」から
- バツイチの谷
- 由衣との不倫
つづく
由衣の彼氏(婚約者)とあそこの比較をさせましたが、案の定「硬さ」以外は敗北みたいです。
プライドはぐらついたものの、
それでもお互いに満ち足りるsexが出来ていると思い込んで持ちこたえる事が出来ました。
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