飲み会に行く妻 その7
ドアがすーーーーっと開き
果帆が顔を覗かせ、
小声で「寝てる?」と囁きながら入って来ましたが
バッグを預かる俺の格好を見て、「なーにーーぃ?」と苦笑
何故ならパンツ一丁でしかも勃起状態だったから
ムードもへったくれも無いけど関係ない
さっきの続きがしたくて堪らなかった。
スーツ姿で酔ったのままの妻を犯したかった。
着替えたばかりのボクサーブリーフなのに、先端には早くもシミが出来ている。
玄関の傍らに置いてあるベビーカーに手を付き
無防備にも俺に背を向けて靴を脱いでいる妻に襲いかかった。
先程まで男達に胸元を露わにし、卑猥なボディラインを晒し
きっと人懐っこさ全開で得意のボディタッチも数多くしただろう
間違いなく男達を性的に刺激してきたに違いない妻、果帆に乱暴したかった。
前屈みでぱつんぱつんになったお尻を目の前にして
俺は変質者の様に硬くなったモノをそこに押し当てながら
スーツの前ボタンを外しにかかり
背中に体重を掛けて衣服の匂いを嗅ぐ
果帆が纏って行ったローズ系の香りと煙草っぽい煙の臭気が混じっている。
余りに俺が体重を掛けたので果帆はバランスを崩し、体勢を復元するために壁に片手を付いた。
アンバランスな体勢のままの果帆に
俺「おかえり」
という挨拶代わりの変質者プレイにはノーリアクションの妻だったが
(少し怒ってる?さすがにちょっとキモかったか・・・?)
暫時の間の後
舌をこちらに見せ、口を半開きなまま、、、顔を近づけてくる。
エロモードに入った時のベロちゅーサインです。
それからは熱いアルコールの吐息と唾液を絡めて、長く長いキスがスタートした。
俺はキスを止めようと顔を離すのに、何度も顔を元に戻されて、のループで
襲いかかった俺を上回る「欲」で求めてくる妻に形勢逆転されていました。
そのループを寸断したのは第三者でした。
後半へ
果帆のバッグの中で
バイブ音が鳴り続けます。
谷からの着信でした。
果帆は谷と分かると無視しようとしてましたが
俺は逃げるのも癪に障るので電話に出るように言いました。
果「もしもし」
果「えっ、うん、、うん、、」
所々漏れ聞こえる声から
谷に呼び出されているみたいです。
何だか話も長くなりそうだし、埒があかないので
俺が電話を代わる事にしました。
電話を取ると
俺の胸に耳を当て、漏れる話を聞こうとする果帆
指で受話音量を上げてやりました。
谷「あーー俺さん、なーんか、、、迎えに来てたんすか!?」
俺「あーうん、ま、迎えに行った訳じゃないけどね」
谷「イチャイチャしてたみたいで」
俺「ん、、まーね、、(何で知ってんの?)」
谷「トイレだと思って探してましたよw」
俺「ほれ、そういうとこ、、おまえロクな事しないから」
谷「ちゃーうっすよーー、遅いから心配で」
俺「はいーーはい」
谷「ちょっ、俺さん、これ果帆も聞いてます?」
俺「聞いてるよ、そばで」
谷「かほーーー、2人とも心配してるよ、戻って来てよ〜」
俺「2人にはあとで連絡させるわ」
谷「ちょ俺さん俺さん、杏子ちゃんも一緒なら俺さんち行ってイイでしょ?」
俺「無理、子供寝てるから」
谷「じゃ逆に俺ひとりで行ったほーが静かで、、、」
俺「その方が無理だってwそれに果帆も行かせないよ」
谷「なんなの!?」
俺「行かせない」
谷「なんな、、、もうやらせんの嫌なの!?」
一気に声が3トーンくらい大きくなった谷
谷「ずっとじゃないっすか!」
俺は谷の周りに杏子ちゃんともう1人が居ると想像し
谷の怒号に混じっているマイナスな情報を聞かれたくない思いで
宥めにかかる。
谷「あーーーもうとっくに帰りましたよ、あの2人も」
少し冷静になってくれたようだった。
というか、2人が心配している・・・って呼び出してたのは虚言でした。
谷「つーか俺も果帆探してたんで、あいつが部屋に戻るなりもう帰るとか言うから・・・あの2人にすげぇ疑われてんすよ、何かしたでしょ?って」
俺「ま、それはしゃーないわ」
谷「確かに何かはしたけど、、、」
俺「ん??何、何、何したの???」
谷「じゃあ、それをこれから俺さん家でゆっくり話しますよ」
俺「や、いーやw果帆に聞くから」
谷「(舌打ち)そーやってまただ、この前だって、、、」
俺「話したい?話さないなら切るよ」
正直、久しぶりに谷からの報告も聞きたいと思っていた。
双方から聞いて、その差や食い違いを楽しむというのも醍醐味なので。
・・・この時の交渉は、俺の勝ちだった。
つづく
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